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これまでの企画展

第39回 Neesima Room企画展
アメリカン・ボード設立200年記念 まかれた種―神戸女学院と同志社―

1810年に誕生したアメリカン・ボードのmissionは、海外に福音を伝えることでした。ボードは、インドをはじめとして世界各国へと伝道地を広げます。日本へボード宣教師D.C.グリーンが派遣されたのは、1869年のことです。開港地神戸を拠点としたボード宣教師たちは、活動を開始してから6年後の1875年の年始に、アンドーヴァー神学校での学びを終える直前にあった新島に「私たちの仕事が大いに将来性のあるつぼみとなっているとおわかりでしょう。しかし、私たちには助けが必要です。」などと書いた手紙を送ります。それに応えるかのように、新島は帰国して神戸の宣教師たちに加わります。

新島もまた彼らと同じボードから日本へ派遣された宣教師でありました。帰国直前に彼は、ラットランドで開かれたボードの大会で、日本でのキリスト教主義学校の設立を訴え、約5,000ドルの寄付の約束を得ます。新島の宣教師としてのmissionは、学校の設立なくして考えられなかったのです。彼はボードの援助を得つつ、京都での学校開校を実現します。これが同志社英学校です。同志社の開校と相前後して、ボード主導で宣教師らが設立した学校がありました。かつて「女學校(おんながっこう)」といわれた神戸女学院です。この2つの学校は、1カ月違いで誕生し、同じボードがまいた種ですが、その設立の経緯が大きく異なります。
われわれは、ボード設立200年の記念にあたり、今一度同志社とボードとの関係を再認識する必要を覚えました。そして、その関係は、神戸女学院との比較で明らかになると考えました。2つの種は、それぞれの特色のある花を咲かせました。本企画展では、その花を見ていただけるのではないかと思います。

今回の企画を持って神戸女学院にご協力をお願いに参りましたところ、快く応じていただき、そればかりかこれまで学外に出されたことのない貴重な資料までもお借りできることになりました。とりわけ重要なものは特別資料展示の際にご覧いただけます。これは、ひとえに森孝一院長をはじめとした神戸女学院の方々のご理解とご高配に因るものです。ここに関係各位に深く感謝申し上げる次第です。
この展示を通して考えたいことは「来日宣教師たちが有したmissionとは何か」です。6月25日には森孝一院長をお招きして公開講演会を開催いたしますが、この講演でそのヒントを得ることができるのではないかと期待いたしております。

両校をはじめとしてたくさんの方にご覧いただきたく存じます。
まかれた種―神戸女学院と同志社

※画像をクリックすると、拡大版がPDFで開きます。

期間2010年10月1日(金)~2011年1月31日(月)
時間10:00~17:00(土・日曜日は16:00まで)
閉室日祝日、11月25日(木)、29日(月)、12月4日(土)、5日(日)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、23日(木)~2011年1月5日(水)
会場Neesima Room(今出川キャンパス ハリス理化学館2階)
入場料無料
公開講演会
「同志社と神戸女学院―アメリカン・ボードとの関係をめぐって―」

講演者森 孝一 氏(学校法人神戸女学院 理事長・院長)
日時2011年6月25日(土)13:30~15:00
会場クラーク記念館2階 クラーク・チャペル(同志社大学 今出川キャンパス)
※上記期間中、常設展を併せて開催